チャップリンと言われて連想したのが「ビートたけし」。なぜかというと、チャップリンは影の部分が際立った人だからでしょうか。彼の映画には哀しい メッセージがいつも込められていて、笑った記憶よりは考えさせられた記憶がほとんどです。確かにライム・ライトでは笑いましたけど、自分が成長するにしたがって、彼の映画は見るのが苦痛になっていました。（身につまされる内容が多いからね。）
「ビートたけし」が「北野武」として初めて映画監督を務めた作品「その男、凶暴につき」で、グワンとそのメッセージの暗い強さに打ちのめされたのです。（身につまされるよ・・・。）
彼の非凡な性格はあの生い立ちを経て最大の表現方法に辿り着いたような気がします。
また、「見るのがつらい」のも共通していますね。そこに投入されている思いが強いほど、なんとなくには見られないと思います。なんとなく見てしまったら後悔して、次から見られなくなるほどに。
クリエイターという人種は自らの人生が満たされてしまうともう終わってしまうところがあるので、彼もずっと激動の道を歩もうとするでしょうね。