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思い出をここに、残していくよ。
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里山に住む家主は毎日山を見ながら暮らしているのですが、もしも木々がなかったら何かが抜け落ちた気分になるだろうなあ・・・。ということでグリムスに参加ですv
ブログを始めてから毎日2コくらいのペースで投稿してるから、順調に育つかな?
ほぼ毎日、日が変わってすぐにブログペットの「今日のテーマ」に答えているので、このRSSが拾われちゃうんだろうなあ・・・。ちょっと投稿順序を考えてみるべきかも?

さて、今日は環境にちなんだ本の感想です。
ベストセラー、幻冬舎新書「偽善エコロジー」を読みました。
内容はおおむね、「自治体のお金儲けのためにエコが利用されていて、一般市民が頑張ってやっているエコ活動は実際には機能していない」といったもの。
我々が洗ってはがしてつぶしてお店に持って行って、分別収集されているペットボトルのほとんどが、再利用されずに破棄されている事実などを告発しています。洗った意味ないじゃん。

しかし、いろんなエコ活動が「やらないほうがマシ」「むしろ逆効果」のような書かれ方をしているのですが、その論拠は「市民レベルのエコは全体のほんの数%にしかすぎないから」と言っているのにはちょっと反論したくなりました。
「だったらしなくてもそう変わらないじゃん」というのは怠慢を生みます。
エコ利権でガッポリ儲けている人たちがいるからといって、自分のしている行動をやめる理由にはならない。
私は自分を律してるつもり。周りのみんながやらなくなっても、自分がやりたい、必要だと感じたものは続けていく。
その上で柔軟にやめるべきことは考慮していきたいと思う。

この本は「無駄なことをしてさもエコをしているような印象を与え、陰で大金が転がり込んでいる」人々がいる現状を知らしめていることには評価をしますが、考え方が古くて数値にこだわっていて、本当の見るべき視点を失っているなあと思いました。
やや無理っぽい方向性と「売らんかな」的内容が哀しい・・・。
あんまりオススメしない本です。ベストセラーにするとまた次の本を出して、どんどん極論的なものになっていきそうだから・・・。

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